構造映画に関する一考察
九州芸術工科大学大学院情報伝達専攻(画像設計)学位(修士)論文
1960年代後半から欧米の実験映画の中で、その顕著な傾向として現れる構造映画と呼ばれる作品群に着目し、その存在様態についてピーター・ジダルの論文「Theory and Definition of Structural /Mate- rialist Film(構造的/物質主義的映画の理論と定義)」を手がかりに、現代美術・現代思想との関連も踏まえて、具体的な作品分析を通じて考察した。