森と草原の歴史
古今書院
日本の森と草原を中心とした植生景観の変遷を、さまざまな方法により、過去数十年から1万数千年のスパンで考察したものである。その考察には、絵図類、旧版地形図、古写真、文献類をもとにした従来の方法によるものもあるが、新たな試みとして、古木の幹を一定間隔で切ってその成長過程を調べる樹幹解析や土壌や泥炭中に存在する微粒炭を調べる微粒炭分析からの考察も含まれている。360pp