火からみた江戸~明治の森林植生
『森林科学』第55号
pp. 5-9
日本の基本的な植生は森林であり、先史時代から今日まで、なんらかの森林が主要な植生として存在してきたと、これまで一般に固く信じられてきたが、江戸から明治初期の頃も含め、かつて火入れなどにより維持されていた草原や草原的植生の広大さ、またその時間的長さについて、さまざまな資料等をもとに述べたもの。