学術論文・紀要

氏名 小椋 純一
氏名(カナ) オグラ ジュンイチ
氏名(英語) OGURA Junichi

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論文名

絵図類から読み解く過去の植生景観

単著・共著の別

単著

発行所、発表雑誌(及び巻・号数)などの名称

『自然保護』 554

該当頁

pp.10-12

発行年月

平成28年11月

編者・著者名

小椋 純一

概要

絵図類の中には真景図などと称され、実際の風景の詳細な写生をもとに描かれたと見られるものがあるが、その多くは江戸時代中期以降に描かれたものである。写生を追求した円山応挙の影響を強く受けたと考えられる原在中(1750-1837)の作品の中にも、そうした真景図がある。本稿では、原在中が描いた『東山三十六峯図巻』(1803、京都文化博物館管理)を中心に、その資料性を現況地形や同時代の絵図類の描写との比較などから明らかにし、それが描かれた頃の京都東山などの植生景観を考えた。

査読の有無