学術論文・紀要

氏名 小椋 純一
氏名(カナ) オグラ ジュンイチ
氏名(英語) OGURA Junichi

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論文名

原発情報はどのように伝えられてきたのか -福島第一原子力発電所事故に至る道、またその後-

単著・共著の別

単著

発行所、発表雑誌(及び巻・号数)などの名称

『国立歴史民俗博物館研究報告』 第203集

該当頁

pp.113-160

発行年月

平成28年12月

編者・著者名

小椋 純一

概要

2011年3月に発生した福島第一原発事故の大災害に至った一つの大きな要因として、メディアによる原発の必要性や安全性などを訴える広告などの情報が、原発の問題を指摘する情報よりもはるかに多大であったこともあるが、その一方で、本来伝えられるべきであったと思われる原発関係の情報が十分伝えられてこなかったということがあると思われる。そうした情報の中で、本稿では、福島での原発事故が起きるまでは最悪の原発事故であった旧ソビエトのチェルノブイリ原発事故後による食品汚染についての情報について検討した。一方、福島第一原発事故から4年半以上を経て、放射能汚染食品や放射線による健康被害など、また原発関連の報道が十分になされない部分が出てきている。その近年の状況についても、データベース利用などにより確認し考えてみた。

査読の有無