Where had charcoal fragments gone? Or not burnt? : Questions from charcoal analyses around the Hanase Pass、 Kyoto、 Japan
国際第四紀学会
BERNEXPO、スイス
京都市の北方に位置する花脊峠付近の5地点から採取した土壌の微粒炭分析の結果、微粒炭が増加する年代が、土壌の採取地点が近くても、数千年も異なる場合がある。それは、そもそも、互いに近い地点でも、それぞれの地点で微粒炭が発生し始める年代が大きく異なっていたのか、あるいはなんらかの理由で、発生したものが数千年間残らなかったところがあるかのいずれかと考えられる。そのことについて、それぞれの地点から抽出された微粒炭を詳しく見ることにより考えた。