「鎮守の森」はどのように変化してきたのか
総合地球環境学研究所・セミナー
総合地球環境学研究所・京都市
鎮守の森には、ふつうの森林には見られない珍しい樹木や巨木などがしばしば存在する。関東地方や関西地方の低地部を含む日本南部における典型的な鎮守の森は、照葉樹林であり、それは古くから人の手があまり入ることなく続いてきたものと考えられることが多い。しかし、古い歴史のある神社でも、古絵図や古写真などから、ここ100年ほどの間にもその森の植生が大きく変わってきている例が少なくないことについて述べたもの。