京都周辺の植生の変遷と水害
第25回京都歴史災害研究会
立命館大学歴史都市防災研究センター・京都市
京都を取り巻く山々の植生は、人間の営みの影響などによって大きく変化しながら現在に至っている。それは、明治期の地形図や写真、また幕末から室町後期の絵図類などの考察からわかる。一方、過去の植生の状態は、水害の頻度などとも深く関わっていたものと考えられる。そのような京都周辺の植生の変遷と水害の関係について述べたもの。