“森の国”の草原の歴史
地球環境「自然学」講座
此花会館、大阪市
今日、日本の国土の約2/3が森林で覆われているため、日本は森の国と称されることもある。しかし、古い文献や地形図などから、かつては草原も少なくなかったことがわかる。また、微粒炭分析の結果なども含めて考えると、それは先史時代までさかのぼる可能性が高いと考えられる。そうした日本の草原の歴史、またかつて広大な草原が存在した背景などについて述べたもの。