京都市、セルシス社ワコム社、精華大学アニメーション学科の産学官連携プロジェクト。
最前線のアニメクリエイター、制作環境を提供するメーカー、人材を育てる大学が集まって、それぞれの立場から次世代のアニメ制作について意見が述べられ、来場者は200名を越え、客席からも質問が飛び交う大変盛況なイベントとして実施。
第1部では、アニメ映画『台風のノルダ』を制作したスタジオコロリドの監督 新井陽次郎さん、作画マネージャー 栗崎健太朗さんによる、デジタル作画によるアニメ制作セミナーが行われ、会場には制作で使用された、ワコム社のタブレットPCと、セルシス社の作画ソフトの体験コーナーも設置。
第2部の公開研究会「京都発信、セルアニメ新時代!」では、アニメ制作現場の立場から、かねから指摘される過酷な職場環境や、近年のデジタル化の状況が報告され、その実情を目の当たりにしたメーカー側からも、これまでの反省をふまえた今後の展望が語られました。