京都精華大学人文学部で開講した基礎専門ワークショップ科目「視聴覚記録の技法」において、景観資源のフィールドワークを行う際に必要な視聴覚的記録の技法を、視/聴覚領域メディアを用いて行った。受講者は、視聴覚情報の記録・まとめ・発信の作業を、全体の流れとして経験した。デジタルカメラ、デジタルビデオ、デジタルオーディオテープレコーダー(録音機)などのマルチメディア機器を用いて、記録・編集・発表するノウハウを半期の実習の中で習得させた。実習場所は大学内だけでなく、京都市中心部を対象とし、景観資源をアーカイブデータとして蓄積させた。また、授業内容と学生の成果物のデータを、大学管轄のサーバーを用いて、web公開を行った。