『よくわかる現代科学技術史・STS』
ミネルヴァ書房
分担執筆「Ⅰ‐3‐14 生命科学の現代史」74頁-75頁
塚原東吾, 綾部広則, 藤垣裕子, 柿原泰, 多久和理実編著(共著者76名)
「生命科学の現代史」を1953年のDNAの二重らせん構造モデルの提唱から始め、ゲノム編集までを扱った。また、現代生命科学に二つのプロジェクトがあると仮設し、その二つについて簡単にまとめている。一つは、「遺伝子の人為的操作」というプロジェクト、もう一つが、「塩基配列情報の可視化」というプロジェクトである。今後、「個人の配列の可視化」「全生物ゲノムの可視化」「配列と細胞動態の紐づけ」が大カキナ課題であると展望している。