生命力と力の恒存則Joseph LeConteの路線
『生物学史研究』No.43
Pp.45-60
19世紀の中期に、エネルギ―保存則の成立で「神秘」的「生命力」が追い払われたという見方があるが、物理力や科学力に転換可能で、定量化がめざされている「生命力」という恒存則になんら矛盾しない力が考えられ、それが実は生理学の主流であった可能性について論じた。