「遺伝子」概念・「細胞」概念のゆらぎと拡散
香川他『〈いのち〉はいかに語りうるか? ― 生命科学・生命倫理における人文知の意義』(学術会議叢書24)、公益財団法人・日本学術協力財団
pp.25-53.
香川知晶、小松美彦、島薗進、安藤泰至、轟孝夫、大庭健、山極壽一
生物学の研究の進展により、「遺伝子」概念と「細胞」概念が、ゆらいでいる状況を、科学者等が書いた啓蒙書を素材として論じ、あわせて、社会的カテゴリーとしての「遺伝子」と「細胞」について批評してもの。