3年前期に担当した産業機器デザインにおいて「第一次産業」をアシストするデザインと定め指導を行なった。「林業の現場」をテーマにそこで使用されるチェーンソーやブロワーなどの既存機の動作実験から不具合要素を洗い出し、デザインの力でそれを克服するフローで授業を展開。実機同様の重量の擬似的な実験モデルを持ち山の斜面で操作検証をする等して産まれた数々の産業機器デザインは他学年や他学部からも注目を浴び、専用冊子「EVEREST POWER TOOLS カタログ」として発行。現在も本コースの特性を表した事例として広報ツールで活用されている。