1990年後半以降,コンピュータのマシンパワーの向上に伴い,技術的に映像とサウンドを同時に演奏できるようになった.しかし,その演奏において,コンピュータのペリフェラルによって制約を受けていた.そうした,制約を解決するために,マルチタッチインタフェースとしてiPodTouchを用いた,映像とサウンドの演奏システムMoton Scoreを開発した.Motion Score のユーザインタフェースと実装について述べる.次に,演奏システムにおける,マルチタッチインタフェースの特質について考察し,最後に,本システムの今後の開発について述べる.
(Web pageにて公開http://www.interaction-ipsj.org/archives/paper2010/demo/0184/0184.pdf)