地域の現在の状況をより深く知り、地域のこれからの姿を構想するためには、その地域の来歴、とりわけ言説の来歴を知ることが重要である。Gilles Deleuze (Translated by Paul Patton)、Difference & Repetition、 1968を参照し、都市における言説の来歴とその再生産の構造を理論化した。理論化に当たって詳細なフィールドワークを行うことで、ともすると思弁的になりがちな当該研究分野における実証的研究の方法論確立を目指した。本論は全編が英文にて執筆された。