本学、造形学科立体造形専攻が、3Dモデリングと3Dプリンターに関する科目を2022年度より開設するにあたり、授業内容や必要な資材、人材について相談を頂いた。
授業内容としては、機械的な造形に向いたデザイン学部で使用するCAD系のソフトウェアではなく、彫刻的な自由な造形に適したスカルプト系のソフトウェアとして「Z-brush」を推薦し、採用された。
資材としては、微妙な細部の造形に適し、またロストワックス鋳造の原型として使えるワックスライク素材にも対応した光造形タイプをメインに推薦、補完的にフィギュア制作者に定評のあるFDM形式として久宝金属工業のQholiaを推薦し、双方ともに採用された。
講師としては、Z-Brushを用いたフィギュア原型師、講師として活動し、上記ハードウェアにも造詣の深い文山明子氏を推薦し、採用された。