Ispa JAPAN 2004 版画の力

シンポジウム

京都文化博物館

関西における現代版画の状況と成り立ちをこれまでの版画家、版画作品によって説明し、現在とこれからの表現がどのように多様化しているか、またはしていくかについて出品者の様々な視点より討議した.シンポジウムは第一部と第二部の構成で開催され、第一部では、戦後、関西の現代版画を牽引し、豊かな実績を残した「開拓者」をパネリストに当時の版画制作と時代背景とともに語る。第二部では、「新世代」として活動し始めた新しい開拓者のそれぞれの作品展開の方法論や、そこから見えてくる新しい現代版画の状況と可能性を討議した。
パネリスト：第一部（開拓者）黒崎彰、吉原英雄、三木哲夫
第二部（新世代）坂井淳二、竹崎勝代、入谷葉子、三宅沙織、大崎宣之、山田佐保子、集治千晶、村井奈々、北野裕之、黒木美希、坂本恭子、内藤絹子、児玉太一、政木貴子、豊富春菜、森　顕治、中山恵美、大西伸明、みやじけいこ、馬場晋作、岩谷由愛、小山田匡範、松井邦明、福森優太