版画の可能性を、版画のオーソドキシーの枠内にとどめるのではなく、新たな可能性を求め最大限に試される事を目的とした展覧会における、関連企画の現代日本の版的表現のAlternativeの可能性を探るシンポジウム。6名のゲストアーティストの紹介と展覧会から見えてくるものについて語る。また、「活動形の版画」の意味するもの、「MAXI GRAPHICA」の始まりとこれまで、「新しい始まり」について、未来に向けての提案など、これらのテーマで、研究者や出品作家をパネラーに討議した。
パネリスト:三脇康生(美術評論家・精神医学)、中谷至宏(京都市美術館学芸員)、木村秀樹(マキシグラフィカ代表・京都市立芸術大学教授)、ほか出品者、北野裕之、倉地比沙支、三井田盛一郎、三宅砂織、吉岡俊直、吉田亜世美。