上代における「若」字使用の様相―比況の場合―
『愛文』(愛媛大学法文学部国語国文学会)第33号
34~44頁
概要は、上代における書記言語としての漢字運用の様相と『日本書紀』の文章の特色を明らかにするために、特徴ある運用の指摘されている「若」と「如」に共通する仮設と比況の二用法の使用の様相を考察した。