〈京の内庭〉考―琉球国首里城の祭祀空間と歌謡―
日本歌謡学会平成22年度春期大会
南山大学名古屋キャンパス
琉球国首里城内の祭祀空間〈京の内庭〉について、歌謡の表現を読み解くことを通して、王府の祭祀を出来る限り具体的に再構成する。そこに浮かび上がるのは、琉球国の宮廷、その宗教的な権威を支えていた王と神女たちの関係であり、さらにこれを背後で支えていた世界観である。