鈴木庸裕・住友剛・桝屋二郎の編著。いじめ防止対策推進法上の重大事態発生時の対応、特に調査委員会運営のあり方や再発防止・未然防止のあり方などについて、子どもの権利擁護の視点から、研究者・弁護士・精神科医・ソーシャルワーカー・養護教諭・遺族の共同作業でまとめた本。住友は編者のひとりとして、「学校における子どもの権利擁護の課題としてのハラスメント―いじめの重大事態のケースを中心として―」という章と「あとがき」を執筆。また、養護教諭の佐藤洋子との共同執筆で、保健室での子どもへの相談対応や課題のある子どもについての教職員間の連携等について、「養護教諭の取り組みから」という章を執筆。