アクティブ・ラーニング論の今後の検討課題―問題解決学習に関する社会科教育論のふりかえりから見えてくること―
京都精華大学紀要第49号
155-172
近年注目されている「アクティブ・ラーニング」論について、敗戦直後の社会科教育における「問題解決学習」の実践やこれに関する理論に照らして、その意義や課題について検討したもの。特に子どもたちにとって切実な学習課題をどのように捉えるか、カリキュラムや学習内容づくりへの子どもの参加等について、今後の検討課題を整理した。