子どもの「困りごとを相談する力」の形成と学校の「すき間」の必要性 -特別活動と進路指導・キャリア教育を豊かにつなぐために-
精華教育学研究会『精華教育学研究 2017年度中期報告集』
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学校卒業後の就労時に困難に直面した若者が、その「困りごとを相談する力」を在学時にどのように形成しておくのか。本稿ではこの点にこだわって、特別活動の領域でも特に中学校「学級活動」での「学業と進路」「適応と成長及び健康安全」に関する内容に注目して、「困りごとを相談する力」の形成という面からの進路指導・キャリア教育との接続関係について検討を行った。