公教育批判の動きを再包摂するための「惨事便乗型教育改革」―「いじめ防止対策推進法」制定とその後の経過を例として
『公教育計画研究』第9号
35~50ページ
公教育計画学会編
本稿はいじめ防止対策制定法及びその後の経過を例として、公教育の現状を批判し、それに対するオルタナティブな道筋を求める人々の動きが、再び公教育の枠組みに包摂する現象について、「惨事便乗型教育改革」という造語を用いながら検討をすすめたものである。