ターンテーブリズムにおけるDJパフォーマンスの音楽的分析
『ポピュラー音楽研究』第7号
音響機器を巧みに操作する行為を「楽器の演奏」とみなす「ターンテーブリズム」のパフォーマンスについて、音響のパターンの中に動作のパターンがどのように反映されているかを分析した。聴き手が音とともに演奏者の動作の情報を受け取るか否かによって、レコードの再生音が異なるかたちで分節化されることを示した。