2019年度 京都精華大学 個人研究奨励制度を活用した共同研究。
誰かと近所を散歩していた時、数日間街を離れていて戻ってきた時、いつもと少し違う道を歩いていた時「あれ?こんなところに面白い看板があった?」「あれ?こんなところに真っ赤な実がなる木があった?」と、思う事はありませんか。
他者がいることで視点が変わったり、時間の経過や寄り道など普段の状況から少し距離を置くことで視点が変わったり。小さな気づきですが街が大きく違って見えたりします。
普段は見過ごしているが「いたる所に街の魅力が隠れている」のではないのか?隠れた魅力に気がつくと「街を好きになる」のではないのか?この気づきを共有すると「新しいコミュニケーションが生まれる」のではないのか?これらの疑問を持ちました。
そこで、普段の生活の中で見過ごしている街の魅力に気づく為に視点変化ツールの研究開発を行いました。そして、視点に変化を与える視点変化サイコロと、視点の変化で見つけた気づきを描きとる記録シート、これら視点変化の為の基本ツールが完成しました。
2019年度は視点変化スゴロクを使用した様々な活用方法の研究と新しい地図作りを研究します。