日本のポピュラー音楽は、ついに「洋楽コンプレックス」から解放されたのか?
ジャズ、ポップス、フォーク、ロック、そしてヒップホップ……あらゆるジャンルで「本場」に追いつき・追い越すことを目指してきた日本のポピュラー音楽。
世界有数の音楽消費大国となった現代に至るまで、
私たちは洋楽からどのように影響を受け、自分たちの音を追い求めてきたのか?
近年進む「ドメスティック化」は、洋邦の差異が克服されたことを意味するのか?
史学、文学、社会学、カルチュラル・スタディーズ等の多様な視点から、これまでにない日本人とポピュラー音楽の関係を提示