観心寺 僧形坐像と三体の新出類例
仏教藝術学会「仏教藝術」 176号毎日新聞社
pp.98-115.
大阪観心寺の僧形坐像(重要文化財)の類例を新たに三体(滋賀千手寺・京都善願寺)紹介し、この四体が唐代九世紀前半の同一工房による一具の祖師群像とみる。また「胡貌梵相」表現の成立についても仮説を提言する。