日本教材学会『教材学研究』第13巻P36~P37において、日本の伝統文化を小学校の図画工作から中学校・高校の美術、そして社会教育へと発展する教材について、大会発表と論文発表を行った。この実践研究を基に、以後「日本の伝統文化」を様々な形で研究、発表。研究は、日本画、和紙、漆芸から始まり、金属工芸、メディアアートまで広がっている。この成果を、平成19年度から都立学校の学校設定教科・科目となった「日本の伝統・文化」カリキュラム開発、同教材集、そして、平成22年に監修した『小・中学校「日本の伝統・文化」指導書』等において実践例等を発表し、現在も研究を続けている。