古浄瑠璃「あたごの本地」と愛宕信仰
京都愛宕研究会20周年記念講演会
ホテルビナリオ嵯峨嵐山
古浄瑠璃『あたごの本地』と愛宕信仰の関係について、従来は漠然と山伏の信仰とのかかわりが指摘されてきたが、具体的な表現にもとづいて分析し、愛宕信仰が中世から近世にかけて変化する途上の、戦国から近世初期にあたる信仰を反映した作品であると位置づけた。