視覚障がい児の生活動作習得のためのツール及び手法のデータベース構築—視覚障がい児の生活動作習得を円滑にするための玩具の研究3
日本デザイン学会第65回春季研究発表大会
大阪工業大学
小論では、子どもの発達段階を従来の発達心理学を参照しつつ、現在共同研究者が担当する調査及び実験について、「好奇心を育む療育玩具」のあり方という視点から考察した。本研究で対象とする視覚に障がいを持つ幼児のための玩具を考える場合、療育玩具は対象の理解及び操作の習得に早急に達することが目標とされる。しかし治療玩具では玩具としての魅力に限界があることを指摘し、プロダクトデザインの課題として提示出来た。(調査及び研究の補助を担当。谷本5番目、他4名)