ミャンマーの首都ヤンゴンへの労働移動と就労実態--縫製工場の調査より--
立命館国際地域研究、第22号
277 - 295ページ
1990年代において首都ヤンゴン周辺の縫製企業への労働移動の実態を現地調査から明らかにしようと試みた。縫製工場の工員にどのぐらいの地方出身者が就労しているのか、そのうち女性就労者の割合はいかなるものか、移動者の移動方法および移動後の居住環境と就業状況はどのようなものか、という点に焦点を当てた。本論文は、『立命館大学国際地域研究所創設15周年懸賞論文受賞作』である。